2009 NAUTEL LASER WORLD CHAMPIONSHIPS
| 開催日程 | 2009/08/28 — 09/05 |
|---|---|
| 開催場所 | カナダ |
| 備考 | photo by Matias Capizzano / capizzano.com |
本年度のレーザークラスのメインイベント、ワールド(CANADA,HARIFAX, NOVA SCOTIA)が終了しました。昨年のオーストラリア大会と異なり、地元カナダが多かったものの、各国がマスターズに対してもクオリファイ制度を導入しているらしく、参加国はマスターズでも27カ国300艇と非常にワールドらしい良い配分になっていました。
シニアワールドに関してはJSAFなどで詳しくレポートされていますのでこちらをご覧下さい。
http://jsaf-osc.jp/cn03/pg03_w10.html
ここでは実際に選手としてマスターズに参加した視点でレポートしてみたいと思います。
私が選手として初めてマスターズワールドに参戦したのは2004年のトルコ大会でした。当時はまだアプレンティスでした。当然最年少35歳の選手がいるわけでまだまだほとんど現役に近い選手とスタンダードで走り世界の壁の厚さに圧倒されました。
当時はマスターズワールドは単なるワールドレースのひとつと考えており、レースの結果に一喜一憂する毎日でした。その後、ブラジル、韓国、スペインとマスターズワールドに参加するにつれてこの大会の持つ大きな意味に気が付き始めています。
世界から集まる35歳から80歳くらいまでのセーラーが同じ船で同じ海でレースを楽しんでいる・・・こんなレースがいったいどこにどれくらいあるのでしょうか?
言葉も文化も習慣も異なる世界中の人間が集うだけでも大変なことですが、それだけ多様な人種がレーザーという一本のロープで見事につながってしまうのです。
海面でレース中のマスターズセーラーは皆良い顔をしています、カリカリしているセーラーなんていません。目が合えばニッコリ笑い、親指を立てるのです。
お互いに会話をしなくてもここまで来てセーリングしている同士、以心伝心で伝わるものがあります。
毎年、米国、英国、オーストラリアは20人?30人の選手がこの大会にチームで参加しています。皆お揃いのチームウェアに身を包み、35歳の選手から70歳くらいまでの選手が並んでいる姿はマスターズならではの光景です。
今年は日本チームは8名が参加しました、しかしながら本来与えられていた枠は10名分。日本のマスターズももっと海外に出て海外のセーラーと交流し、どんどんセーリングの世界を広げて頂きたいと思います。
レーザーは五輪種目であり非常に高い技術と身体能力を必要とする反面、世界中で最も普及しているクラスであり老若男女を問わず楽しめるヨットです。
マスターズワールドに行くには情熱だけあれば十分です。日本のレーザーマスターズの発展を願いつつ。
2009年9月














